検査対象特化型モデル第1弾
AIに検知させる検査対象をハンバーグパティに特化することで、あらかじめ想定される検査パターンを特定。
設置〜検査開始まで従来よりも短期間でスムーズな導入を実現させました。
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製品特長
AI(ディープラーニング)画像解析技術により
ルールベースでは一律に決められない判定基準もAIでモデル化。
食品のような個体差の大きな対象物には最適です。
品質のばらつきがなくなるだけでなく、
検査記録として残るのでトレーサビリティにも役立ちます。
安川電機製HC10DTFPを採用。既存ラインへの設置を想定し、人協働ロボットを採用しました。柵なしでコンパクト!
また、水洗いにも対応しており、洗剤にも強い仕様です。ハンドはベルヌーイ式ハンド※で、ノズル詰まりの心配もありません。衛生面にこだわった組み合わせです。
※ワークに対して勢いよく空気を放射方向に噴出させ流体周辺の圧力が低くなることで周囲の物質を引き付ける現象を応用した浮上式のハンド
検査・排除の自動化だけではありません。
結果を見える化することで、不良傾向を把握し歩留まり改善に役立てます。
データ活用によって不良を出さない仕組みとともに、不良自体をを減らすことにも貢献します。
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生産ラインイメージ図
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システム構成
AIを使った検査システムに不良品除去の機構をセットにしたパッケージ構成です
動画
Q&A
Q 導処理能力はいかほどですか?
A 人と並んで作業することを想定したソリューションですので、流せる製品(AI検査量)は1時間に21,600個想定(360個/分)でNG品のMAX想定は600個/時と設定しております。検査速度については、お客様の検査対象やご要望に応じて、ロボットの機種を変更するなどし、個別対応可能ですのでご相談ください。
Q 導入後のメリットは何ですか?
A 人によるあいまいな検査判断をAIによる判断に置き換え、判断の安定=品質の向上が見込めます。排除に用いるロボットは長時間労働で疲れることはありませんので、確実なNGキャッチアップができます。さらにNGデータを活用(見える化)することで原因の推測につながり、品質の改善にもつながります。
Q 裏面も検査が必要なのですが対応可能ですか?
A 製品を反転させる機構ユニットの追加を行い、表面検査と同じセルで対応します。どのように反転させるかは検査対象に応じて異なりますので、十分に協議してカスタム設計対応いたします。
Q ハンバーグ以外にも適用可能ですか?
A 可能です。さつま揚げのような練り物や、せんべいなど、ハンバーグ以外にも適用いただけます。